こどもプラザニュース
こどもプラザニュース

3月のある日、こどもプラザに予期しない「プレゼント」が届きました。
地元大阪のバスケットチーム「大阪エヴェッサ」様から、バスケットの公式試合に招待されたのです。
こどもたちにこの話をすると、全員が大喜びです。特に男の子はおおいに盛り上がりました。

4月13日(土)14:00から「おおきにアリーナ舞洲」での試合に、こども及び保護者そして引率者を含めて18名が参加することになりました。
当日は天気も良く、JR桜島の駅に全員が集合し、シャトルバスで会場へと赴きました。アリーナの前で記念写真を撮り、いざ試合会場へ。
会場は大変な盛り上がりで、こどもたちも驚いた様子。しかし時間の経過とともに試合にも慣れ、「大阪エヴェッサ」と大きな掛け声でエールを送りました。
声援の甲斐もあって、「大阪エヴェッサ」が1点差で「京都ハンナリーズ」に勝ちました。試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、会場に大歓声が沸き起こり、こどもたちも飛び上がって喜びました。
全員が初めての経験でしたが、「こどもプラザ」では見ることのできない楽しそうな子供たちの笑顔、保護者の穏やかな表情。このイベントに参加したお陰で、お互いの距離が近くなったような気がしました。

今回は「大阪エヴェッサ」様よりご招待を頂きましたが、これを機会に「コンサート」をみんなで鑑賞する等の企画を立て、お互いの交流を深めてゆきたいと考えています。


海外にルーツのあるこどもたちが、日本語を習得しようと、毎週水曜日の放課後5時から7時までの2時間「こどもプラザ」で頑張っています。放課後で疲れていますが学校の宿題をしたり、算数の計算、国語の漢字の勉強、学ぶことがたくさんありますが、日本の文化に慣れようと一生懸命です。

 海外にルーツのあるこどもたちの支援のために、ボランティアの先生を募集しています。中学生のこどもも受け入れていますので、中学生の勉強を教えることができる方のボランティアもお待ちしています。

 最近の「こどもプラザ」の様子を紹介させていただきますので、海外にルーツのあるこどもたちで困っているこどもたちがいましたらご紹介ください。こどもプラザは無料でサポートを行っています。

詳細はこちらからご確認ください。: https://www.interpeople.or.jp/knainfo/archives/1522

2024年クリスマスの日にボランティアの先生及び保護者も一緒に記念写真
「こどもプラザ」の風景
こどもプラザ」では保護者も日本語のお勉強
「こどもプラザ」で楽しんでいるこどもたちの様子

こどもプラザに通う子どもたち4人が描いた絵が、PIKA☆ICHI美術館に展示されました。

PIKA☆ICHI美術館は、NPO多言語・多文化サポートICHIが主催する外国にルーツのある親子を対象にした絵、写真、作品を募集し、3月26日に東大阪市文化創造館2階にて開催されました。

そして、スタッフの方が展示後に絵を持ってきて下さり、それぞれに賞を頂きました。

5月24日の子どもプラザで表彰式を行い、みんなとても喜んでいました。


久しぶりのブログ更新です。


関西国際交流団体協議会では、外国にルーツを持つ小中学生の日本語学習の支援を無料で行う「こどもプラザ」を水曜日に開催しています。

端午の節句のイベントとして、4/26はこいのぼりとかぶとを制作しました。

GWのお休みを挟んで、5/10はこいのぼりを飾ってこどもたちを迎えました。

こどもプラザでは、日本の伝統的な行事に合わせて、日本の文化に触れる機会を設けています。

遊びを通じて日本になじんでもらえるように心がけています。

こどもプラザの生徒募集については、下記リンクのお知らせをご覧ください。
https://www.interpeople.or.jp/knainfo/archives/1480


令和2年度事業報告

1.【事業の目的】

外国にルーツを持つこどもたち、とくにNewcomerのこどもに対する日本語で学ぶ学習の支援と、地域コミュニティや学校に馴染めないこどもに対する居場所を確保する「こどもプラザ」の事業をスタートさせ、困難に直面しているこどもたちを支援します。この「こどもプラザ」は、大阪市内を中心に必要と思われる地域に拠点を立ち上げ順次拡大していきます。この事業の目的は、世界各国にルーツを持つこどもたちが、ますます多様化するグローバル社会の担い手となり、日本のファンとして世界で活躍できる人材に育成することです。

こどもプラザの授業風景(1)

2.【事業の紹介】

①運営日時:毎週水曜日 17:00~19:00

②運営場所:大阪市東住吉区杭全1-15-18 大西ビル3階「会議室」

③募集人員:10名程度を予定(現在7名在籍)

④対象者 :大阪市在住の外国にルーツを持つこどもたち(Newcomer)

 ※主に小学生が対象。

 ※現在は母親も同時に日本語を勉強中。(現在6名の母親が在籍中)

⑤参加費 :無料  

 ※(注)母親の日本語講習についても同様に無料。

⑥運営内容 

 1)正しい日本語習得の支援(元教員等のボランティアによる学習支援。

 2)宿題の指導(学校の宿題をサポートします。)

 3)こどもとの心のふれあいタイム(日本の習慣・文化を教える目的で実施)

3.【令和2年度事業実施の成果】

1)実施回数   

 ①こどもの日本語習得実施回数 47回

 ②保護者の日本語習得実施回数  47回

2)参加者数 

 ①こどもの延べ参加人数  258人

 ②保護者(主に母親)の延べ参加人数 242人

 ③ボランティア指導員延べ人数 344人

3)ZOOMでの開催:昨年の4月、本年度1月と2回のコロナ感染拡大に伴う非常事態宣言が発出され、一時運営中止の危機に瀕しましたが、ZOOMを使用することで、こどもたちへの日本語習得のサポートを継続することができました。

【参加者(こども・母親)、ボランティアの声】

 ・こどもプラザに来るのが楽しみ。(こども)

 ・ともだちと一緒にゲームなどができるので楽しい。(こども)

 ・自分の得意なところをほめてくれるのでうれしい。(こども)

 ・自分に合った語学学校が見つからなかったが、こどもプラザはストレスなく学べる。(保護者)

 ・こどもと一緒なので安心して日本語習得ができる。(保護者)

 ・生活情報が少ないので、こどもプラザで情報提供をお願いしたい。(保護者)

 ・楽しそうに学校の話をしてくれるこどもを見ているとサポートし甲斐がある。(ボランティア)

 ・なかなか馴染んでくれないこどもが、心を開いてくれた時は感動します。(ボランティア)

こどもプラザの授業風景(2)

4.【今後の展望と課題】(今後のスケジュールや課題と感じていることなど

こどもプラザのノウハウを活かし、大阪市内を中心に必要と思われる地域に拠点を立ち上げ順次拡大することで、他の事業者との連携の拡大が期待できます。また、地域社会と連携を強化し、在留外国人の日本での生活を支援すること、多文化共生のプラットホームの基盤を構築することで、地域の多文化共生の機運を高め、地域の活性化につなげることも重要と考えています。

一方、ボランティアの個々の指導にばらつきがあり、指導の平準化に難があることが明らかとなっています。今後は、ボランティアの自覚と自立を促し、ボランティアが中心となった運営体制の確立を目指します。そのノウハウを活かし、水平展開できるようにすることが今後の課題となります。

 


こどもプラザニュース

入管法の改正に伴い、外国人労働者が年々増加するなかで、一緒に来日した外国にルーツを持つこどもたちは日本語が話せない、居場所がない等の問題に直面しています。

こどもたちへの日本語の支援・居場所の確保、また同時に保護者の生活面での悩みを聞く等の支援を行っているのが「こどもプラザ」です。この社会問題に関心を持っていただき、皆様のご支援をお願いするものでございます。

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